−装甲騎兵ボトムズ−
ィクショナリー
《初代ヴァージョン》

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ボトムズの”不完全”用語解説集。
中には筆者の個人的見解が
含まれていることが多々ありますが御容赦を。


■新登録された用語■
新しく登録された用語は薄い赤で表示されています。
登録日
01/08/30
01/08/30
01/08/30
01/09/01
01/09/01
登録用語
ライトスコープドッグ
(ら行)
バックパック
(は行)
尋問
(さ行)
スコープドッグ
レッドショルダーカスタム
(さ行)
スコープドッグ
レッドショルダーカスタムもどき
(さ行)


目次 : あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行A〜Z


〜あ行〜

【アームパンチ】あーむぱんち
飛ばないロケットパンチ(笑)
腕を火薬の爆発力で伸縮させて拳で攻撃を加える機構で、ギルガメス製のATに多く装備されている。
どうやらバララントのATには装備されてないようだ。(たぶん)

【アイアンクロー】あいあんくろー
その名のとおりATに装備される鉄の爪(ホントは鉄じゃないけど・・・)
なかなか威力が高いらしくATの装甲をガリガリ削り取っていた。
ストライクドッグ、エクルビスなどのATが装備している。

【青の騎士ベルゼルガ物語】あおのきし・べるぜるがものがたり
ボトムズの外伝的な物語が語られるオリジナルストーリーの小説。
バトリングを主な題材にボトムズの世界に広がりを与えてくれ、メカニックの描写も興味深い。
てな感じで、最初は良かったのだが、次第にボトムズとはかけ離れた世界にドロップアウトしていく。
ひたすら強くなるAT。只単に悲壮感をとにかく煽ろうとする展開。どのへんがボトムズやねん。ニギャー!(叫)
これから読まれる方は、とりあえず、1巻と2巻はまだ土俵際で踏みとどまっていて大丈夫なので、
その2冊だけ読まれてはどうでしょ〜?
ちなみにプレイステーションでゲームも発売されてます。そちらは至って普通なので安心して出来ます。
ただし、ゲームとしては過去のボトムズゲームの例に漏れず、「まぁ、それなり」というデキです(^^;

【アロン】あろん
秘密結社のオカマ双子の片割れ。このアロンは兄、グランは弟。

【異能者】いのうしゃ
はるか昔に、機械文明が異常発達したクエント星に現れた新たなる人類。
彼らはコンピュータとの適合性が高く、反射神経が異常といえるほど発達している。
ただ、異能者は支配欲が非常に強く、そのためアストラギウス銀河を支配すべくクエント星にて反乱を起こす。
しかし、彼らの力を恐れた他のクエント人達の手により、クエントを追放され銀河各地に分散してしまった。
そしてそれから数千年時を経て、アストラギウス銀河に再び異能者が現れることになる。そう、キリコ・キュービーである。

【イプシロン】いぷしろん
キリコのライバルキャラにあたる男性型PS。
プロトワン(フィアナ)を一途に慕い、キリコと恋の鞘当てを演じる純朴青年(爆)。
しかし、プロトワン(フィアナ)はキリコ一筋。あわれ、イプシロンくん(^^)
プライド高く、意外と短気で、すぐに激高したりする。
まあ、キリコがほとんど感情を表に現さないのでよけいにそう感じるのかも。

【ウド】うど
メルキア星にある都市。なんとなく映画ブレードランナーを彷彿とさせる。
ウドには質を問わなければ何でもあるらしい(笑)。しかし、商売をするにも死の臭いがつきまとう背徳の街である。
街では暴走族が幅を利かし、治安警察とは名ばかりの武装集団が街を牛耳りウドの利権を貪っている。
百年戦争停戦の約一年後、人間災害キリコ・キュービーが街に上陸し崩壊の憂き目を見ることになった(爆)。

【エクルビス】えくるびす
正式名称「B・ATH−XX エクルビス」。そしてリングネームは「デンジャーメロン」(笑)。
バララント軍が開発した次期主力ATの試作型で
その可愛いリングネームからは想像できない高性能で攻撃力抜群のAT。パイロットはバララントのPS、ニーヴァ。

【大河原 邦男】おおかわはら・くにお
ボトムズのメカデザイン様。
ダグラム、レイズナーなども手がけられています。
ここで一つ、大河原氏の設定インタビューを・・・
『ATのコンセプトは「ダグラム」の一話放映のときにも うできたんですよ。「ダグラム」ではプラモをかなり改造
しないと、一話の座りポーズがとれないんです。それで改 造なしで座りポーズがとれるように、ということを最大の
ポイントにしました。間接が自由に動くということですね 。あと人間との対比(1:4)がひと目でわかるようなと
ころまでスケールを小さくする、というのもセールスポイ ントでした。
設定書に描かれた絵としてのカッコよさと、それを商品化 した場合の立体でのカッコよさというのは、両立しずらい
んですよね。僕の考え方としては、絵の部分はアニメータ ーの人にカバーしてもらう。そのかわり、商品になったと
きに、それを手にした人を感激させるという部分は、デザ イナーとしての僕の使命だと思ってるんです。
しかしボトムズみたいなミリタリーぽい作品はあまりデザ インできないんですよね。ミリタリー臭さを出すには、現
用兵器のある部分を残すというのが早道なんですが、そう するとあまりユニークなデザインができないんです。でも
他の作品のメカとくらべても決してひけはとらないと思い ますよ。作品的にも、いいものを求めてる人たちには、
充 分、応え得たと思ってます。』

情報提供:<きゅーみすさん>:非常感謝っ

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〜か行〜

【カンジェルマン】かんじぇるまん
クメン王国の第3王子で、ちょっとホモっぽい(笑)
ビーラーゲリラを率い、反政府組織「神聖クメン王国」を興すが、彼の真意はその行動とは全く反対のものであった。
アセンブルEX−10の傭兵、ポル・ポタリアとは、かつて主従関係であり、親友同士でもあった。
そしてクメン内戦の最後には、そのかつての親友ポタリアと一対一の決闘を行い死亡する。

【カン・ユー】かん・ゆー
アッセンブルEX−10の副司令官。嫌みで、狡猾で、小憎たらしく、自尊心だけは強いという愛すべき憎まれ役(笑)
そんなわけで、たびたびキリコと衝突する。
もともとキリコが気に入らなかったらしいが、キリコが自分よりも作戦指揮能力が高いと気づいてからは
嫉妬も加わってか、その感情は憎悪と呼べる程までに増大する。
意外にもAT乗りとしての腕は良いらしい。

【機甲猟兵】きこうりょうへい
対ATライフル等の武装だけで最前線のAT部隊などと戦う特攻野郎達のこと。
当然の事ながら死傷率は泣きたくなるほど高い(泣)
メロウリンクの所属する小隊は上層部の陰謀によりこれにされてしまった。
・・・・はっきり言って死ねと言っていると同じである(大泣)

【キリコ・キュービー】きりこ・きゅーびー
ご存じ「装甲騎兵ボトムズ」の主人公で、無表情で、無愛想で、ひねくれていて、ほとんど不死身。
一応年齢設定は18らしいが少年というより一人の男性として描かれており、
男の悲哀みたいな物を感じることが出来るのが、他のロボット物の主人公との違いであり魅力とも言える(と思う)。
長く続いた戦争のため少々心を病んでいたが、100年戦争の休戦の後、3バカ・・・もとい(笑)、
バニラ、ゴウト、ココナ等と知り合い、そしてフィアナとの運命的な出会いなどを通じてしだいに人間性を取り戻していく。
余談だがキリコが立ち寄った場所(部隊、街、はては惑星まで)は、ほとんどの場合壊滅の憂き目を見ている。
言うなれば人間災害である(汗)。

【ギルガメス】ぎるがめす
アストラギウス銀河内の、複数の惑星で構成されている連合国家。バララントとは長きに渡り争いを続けている。
ATを開発した国家として有名。そういう意味では偉いぞギルガメス(笑)
また、このATの開発によって明らかに劣勢だったバララントとの戦力バランスを挽回した。
首星ギルガメスは7126年に消滅。スケールでかいな〜(^^;

【ギルダン】ぎるだん
ギルガメスの通貨単位。
「この命30億ギルダンなり」

【クエント星】くえんとせい
かつて超古代文明が栄えていたとされる惑星。現在はその面影は(表面上は)ない。
クエント人は非常に大柄なのが特徴で、傭兵としても非常に優秀であり、
クエント星で発掘される超古代文明の痕跡ともいえるクエント素子と共に銀河各地に派遣されている。

【グラン】ぐらん
秘密結社のオカマ双子の片割れ。このグランは弟、アロンは兄。

【グライディングホイール】ぐらいでぃんぐほいーる
正式にはグライディングホイール機構。別名のローラーダッシュ機構の方が知名度は高いかも?
足の裏側に装備され地表を滑るように移動する。ようはAT用のローラースケートみたいなモノ(笑)
この装備を使って砂塵や泥濘を巻き上げながらキュイィィーーンと疾走する様はマジに格好いい。ウットリ。

【ゴウト】ごうと
フルネームはブールーズ・ゴウト。3バカトリオのリーダー(爆)
闇商人として武器の売買を商いとしながら、
バトリングのマッチメーカーなども手がけているなど非常に手広くやってる様子。
金には汚いが、なんだかんだ言いつつも仲間のことを気にかける面倒見の良いオヤっさんである。

【ココナ】ここな
ウドの街の浮浪者で、3バカトリオの紅一点(^^)
始めてあったときからキリコに一目惚れしたらしく、キリコに付いて回るようになる。
その後、恋のライバル(だとココナは思ってるんだろうなぁ(笑))、フィアナが登場するなど、
色々な事があったが最後にはバニラといい仲に。幸せになってね(^−^)

【コマンダーズ・ヘッド】こまんだーず・へっど
情報収集能力が高く、洗練された表示システムを持つカスタム化された頭部パーツの総称。
指揮官クラスがよく用いた為こう呼ばれている。
腕に覚えがあるバトリング選手などもよく使うようだ。
指揮官クラスが使うだけあってカッチョイイものが多い。

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〜さ行〜

【死んだふり】しんだふり
キリコ・キュービーの得意技(笑)
相手の心理などを巧みに読み、抜群のタイミングでしかけ幾人もの相手をこの技に引っかけたっ(爆)
とにかく最後に生き残った方の勝ち的な考え方を持っているキリコらしい戦法と言える・・・かも。

【尋問】じんもん
1.口頭で問い尋ねること。
2.キリコがよくされる行為(笑)
3.ボトムズでは拷問とセットで使われることが多いありふれた光景(爆)

【スコープドッグ】すこーぷどっぐ
「ATM−09−ST スコープドッグ」
ギルガメス連合軍の主力ATで、主人公キリコが好んで搭乗する。
汎用性が高く、様々なバリエーションがある名機中の名機。生産台数もトップをひた走っている。
まさにATオブAT。言うなれば、・・・・ボトムズ界のザク(爆)
一般的に深緑でカラーリングされており、どことなく旧日本軍の零戦を思い起こさせる無骨なデザインをしている。
頭部にあるターレットスコープがガシャンと回転する様に魅せられた人も多いだろう。当然私もその一人(^^)

【スコープドッグU】すこーぷどっぐ・つー
「ATM−09−SA スコープドッグU」
ラウンドムーバーを装備し、宇宙用に改良を加えたスコープドッグのバリエーションの一つ。
「U」と大層なネーミングが付いてるが、
背中にラウンドムーバーが装着している以外、見た目は殆ど変わってない(笑)
戦艦X編でなどで大活躍した。

【スコープドッグ・レッドショルダーカスタム】すこーぷどっぐ・れっどしょるだーかすたむ
「ATM−09−RSC スコープドッグ・レッドショルダーカスタム」
小型の火器管制バックパックを装備し、武装を大幅に強化したスコープドックのバリエーションのひとつ。
追加された火器はミサイルポッド、フランクガン、ソリッドシューター等、限界まで積み込んでいるという感がある機体。
レッドショルダー専用というわけではないが、彼らが好んで使用した為この俗称が定着した。
誘爆し易そうな機体構成がとってもデンジャラス。
しかしそこは腕でカヴァー。(だからこそ”レッドショルダーカスタム”なのだ!)

【スコープドッグ・レッドショルダーカスタムもどき】すこーぷどっぐ・れっどしょるだーかすたむもどき

小型の火器管制バックパックを装備し、武装を大幅に強化したスコープドックのバリエーションのひとつ・・・に見える機体。
キリコがウドのバトリング場AT格納庫にて組み立て挙げた。
一夜漬け(笑)で組み立てた機体のため、おそらく制御系等や細かい駆動系などのパーツも有り合せで作っているものと思われる。
オリジナルとの最大の違いは、右肩ではなく左肩が赤く塗られていること。これを塗装したのはバニラ・バートラー。
この時、バニラはキリコに「赤く塗るのは左肩ではなく右肩だ」とか「色はもっと血のような赤だ」等の細かい突込みを受けている(^^)

【スタンディングタートル】すたんでぃんぐたーとる
正式には「ATH−14−WP スタンディングタートル」。スタンディングトータスの改良機。
グライディングホイール、スワンピークラッグを装備しており、悪路での走破性が高い。
国土の殆どが湿地とジャングルに覆われたクメンにおいて、ビーラーゲリラが多用していたAT。

【スタンディングトータス】すたんでぃんぐとーたす
正式には「ATH−14−ST スタンディングトータス」
メルキア軍のH(ヘビー)級AT。スコープドッグなどのM(ミッド)級と比べると出力、攻撃力などに優れている。
ただ、機動性などがM級と比べると劣るため、その火力を生かしての後方からの支援役に使われる事が多い。
本編ではウド編のクライマックスにて秘密結社が使用して大暴れ。しかしその後、活躍の場は無し(泣)

【ストライクドッグ】すとらいくどっぐ
正式には「X・ATH−02−SA ストライクドッグ」
秘密結社が開発したイプシロン専用AT。H級でありながらM級並の機動力を持つ。
左手に装備されたアイアンクローが印象的なATだった。

【スナッピングタートル】すなっぴんぐたーとる
正式名称「ATH−14−WPC スナッピングタートル」
秘密結社がPS(イプシロン)の為に開発、調整したスタンディングトータスの改造機種。
全身を青く塗装されておりクメン内戦ではブルーATと呼ばれ政府軍に恐れられていた。
「イプシロン=青」というイメージを定着させるのに一役買った(笑)

【スペンディングウルフ】すぺんでぃんぐうるふ
「ATM−08−ST スペンディングウルフ」
ドッグ系の原型にあたる隠れた名機。
ハイブリット装甲を使用した剛性の高いフレームを採用し、
ポリマーリンゲル液(PR液)の誘爆を防ぐ緊急閉鎖弁に中和ユニットと、パイロットに「優しい」設計で作られたが、
逆にそれが生産性を低下させ、弟分のスコープドッグに主力機の座を奪われる結果となってしまった。
ターレットスコープは本機より採用。
ちなみにスコープドッグの”ドッグ”という名称は”ウルフ”に劣るという意味から付けらたと言われる。
損傷部からPR液がヤバイ状態で垂れ流されるATなんてヤダ!ウルフを主力機にしろ!上層部のバカヤロー!
・・・・というAT乗り達の声が聞こえてきそうな逸話である(笑)

【スワンピークラッグ】すわんぴーくらっぐ
ATが湿地帯でズブズブと沈まない為のAT用”かんじき”(←かんじきって知ってます?)
コレとグライディングホイールを併用するさまはまるでスキーをしてる様に・・・・見えないこともない(^−^;

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〜た行〜

【ターレットスコープ】たーれっとすこーぷ
スコープドッグなどに装備されているスコープで、
用途に応じて通常、広角、精密の3つレンズを切り替える。
その際、回転してレンズが切り替わるというボトムズでも特に有名なシーンが見られる(笑)
「回るターレットからキリコに熱い視線が突き刺さる!」

【ターンピック】たーんぴっく
ATの両足に装備される杭、これをターンピックと呼ぶ。
ローラーダッシュ中にこのターンピックを地面に打ち込むことで、急停止や急旋回などを行うことが出来る。

【対ATライフル】たいえーてぃーらいふる
機甲猟兵などが使用する対AT用のライフル銃。
しかし、その名に反してATの厚い装甲を貫くほどの貫通力は持っておらず、
装甲の薄い部分、頭部のバイザーなどを狙い撃ちする必要がある。
オプションとして小型のパイルバンカーなどを装備可能。
「機甲猟兵メロウリンク」の劇中にてメロウリンクが使用していたのはこのタイプである。

【ダイビングビートル】だいびんぐびーとる
正式には「ATH−06−WP ダイビングビートル」
ギルガメス軍が開発した湿地帯専用のH級AT。クメン内戦にて政府軍所属の傭兵部隊に数多く配備された。
スワンピークラッグが装備されており湿地帯でも自由な移動が可能な上、
大型のエアタンクにより約2時間の水中行動が可能である。
スコープドッグを凌ぐ丸い頭部を持ち、怒り肩がなんかゴリラを連想させる(笑)、なかなか味のある機体である。

【タカラ1/24スコープドッグ】たから1/24すこーぷどっぐ
タカラが十数年前に世に送り出した伝説的なプラモデルキット。
当時としてはとにかく凄く、タカラの制作スタッフの趣味と暴走が生み出したとも言われている。
簡単に言うと十数年前に「パーフェクトグレード・RX−78ガンダム」が出たようなものかも?
そんな昔にそんな物を作ったスタッフも無茶だが、それをちゃんと売り出すタカラも相当無茶(笑)
当時、究極のモデルであったが、究極すぎて進化の袋小路にはまりこみ、その遺伝子は継承さることなく消えていった(爆)
・・・・商売はどうでもいいんかい(汗)
(この心意気やこだわりをボトムズゲームにも欲しいと思うのは筆者だけだろうか・・・)

【ヂヂリウム】ぢぢりうむ
コンピュータ回路などに使われる特殊な青色の半液化金属。
非常に重要な戦略物資であるため高額で売買される。
PSはこのヂヂリウムを定期的に浴びなければ生き続けることが出来ない。

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〜な行〜

【乗り捨て】のりすて
キリコの18番−オハコ−。(爆)
普通のロボットアニメでは考えられないが、主人公キリコはとにかく多くのATを乗り捨てた。
それはつまりATは所詮使い捨ての兵器に過ぎないという事を明確に示すこととなった。

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〜は行〜

【バーグラリードッグ】ばーぐらりーどっぐ
正式名称「ATM−09−DD バーグラリードッグ」。
スコープドッグからの派生機種の一つでOVA「装甲騎兵ボトムズ−赫奕たる異端−」にてキリコが搭乗した。
特徴は脚部に装備されたトランプルリンガーで、コレによって悪路での機動性を高めている。
このトランプルリンガーはまるでスキーの様な形状をしており、地表をガリガリと削りながら疾走するその様は非常に格好いい(^−^)
もう一つの特徴として、背部(バックパック)に装備されたドロッパーズ・フォールディングガンがある。
このドロッパーズ・フォールディングガンは通常は折り畳まれて、
行動の邪魔にならないようになっているが、(PSゲーム”アーマードコア”のキャノン系武器みたいな感じである)
攻撃時には折り畳まれていた物が一つとなり、強力な攻撃力を発揮する。
(そして何よりもコレってば実弾好きには堪らない武装だと思います(^▽^)。)

【パーフェクト・ソルジャー】ぱーふぇくと・そるじゃー
 PS計画によって生み出された、戦闘能力を人為的に飛躍的に高められた兵士のこと。特にATの操縦にその力を発揮する。
通常はPS(ピーエス)と略されて呼ばれることが多い。
PS計画は遺伝子工学、生物分子学、脳生理学、あらゆる分野のエキスパートを
集めて始められた軍の極秘プロジェクトで、その目的は文字道理、「完全なる兵士」を造ることであった。
その生産プロセスは、まず最初に神経組織、筋肉組織を通常人よりはるかに発達させ、それを遺伝的に定着。
次に脳そのものに手を加えられる。PSは一切の脳活動を停止させた状態で発育させられ、
成人後まず戦闘プログラム(兵士としての知識、忠誠心、戦闘衝動など)を与えられる。
始めて与えられたその知識は潜在意識の中に定着し後天的な学習よりはるかに強固なものとなる。
その後、誰もが経験すべき知識、体験が重ねられ、数ヶ月で普通の人間と見分けが付かなくなる。
こうして生み出されたPSはマイクロコンピューターと一体となる精密な判断力、通常人の数倍に匹敵する対応速度を持つまさに「完全なる兵士」なのである。
ただ、生体機能の安定の為に定期的にヂヂリウムを浴びなければ生き続けることは出来ないという問題も持っている。
ちなみに戦闘プログラムを与えられる前のPSは≪素体≫と呼ばれる。

【パイルバンカー】ぱいるばんかー
白兵戦にて威力を発揮するパイル(杭)を打ち出し敵ATの装甲を貫通させることを目的とした格闘兵器でベルゼルガなどに装備されている。
実戦ではコクピット部を狙いパイロットを殺傷するのに使われることが多い。
アクションはカッコイイけどよく考えてみると残酷この上ない兵器だといえる。

【バックパック】ばっくぱっく
ATの背部に装備される”ランドセル”状のパーツ。
作戦領域の環境、機体の使用目的に応じて換装できる。
一般的なのはポリマーリンゲル液の劣化を最小限に抑える外部強化心肺機能を持つタイプ。
基本的に母艦単位で作戦が行われる宇宙空間と違い、作戦行動時間が遥かに長く、
単独での長期行動などもある地上においては特に重用された。
さらにバックパックにはハードポイントがいくつか付いており、
ロケットランチャー、脇の下にフランクガンなどを追加装備できる点も前線兵士に好評だったらしい。
ただ、そのぶん機体重量が増え、機動力が低下すことになるが、
作戦行動中に弾薬が尽きるなどの状態になれば、
機動力がどうの言っている余裕は無くなる(笑)。
それを考えれば機動力が少々落ちるくらい目をつぶろうという気持ちも分かるだろう。
バックパックのバリエーションとしては他に、
長期作戦行動が目的の標準型とは逆に瞬発力強化を目的とした[PR液循環速度強化型]
兵士の生還・帰還率を上げるためレーション、テント、通信機などを搭載した[背のう型]
ドロッパーズフォールディングガン等を装備可能とし拠点攻撃、強襲攻撃用の[火力強化型]などがある。

【バニラ・バートラー】ばにら・ばーとらー
アフロが似合いに似合いまくる元ギルガメス空軍パイロットで密かにスタイルが良いナイスガイ。
ウドの街でキリコに出会い共に行動するようになる。金にウルサイが友情を大事にする明るい男で、殺伐としやすいボトムズで貴重な存在と言える。
いつもふざけている印象があるが、結構したたかで端目が効き、パイロットとしても確かなため意外な活躍をすることも珍しくはない。
個人的に千葉繁さんの声が大ハマリだと思う。

【フィアナ】フィアナ
女性型のPS(パーフェクトソルジャー)の名前。
ギルガメス軍が極秘裏に開発を進めていたが、戦闘プログラム入力前に秘密結社によって強奪される。
プログラム入力待ちの状態で初めて眼にした者がキリコであり、その為キリコは彼女の深層心理に深く根付くこととなった。
その後、ウドの街でキリコと運命の再会を果たす。
キリコという存在が、彼女の存在を支える本質となっている部分があるため、とにかくキリコにラヴラヴ(爆)
一途で健気、おしとやかな物腰、それでいて行動力に富む女性だが、髪の毛がカツラっぽいよいう欠点がある。(オィ

【ベルゼルガWP】べるぜるが・だぶりゅぴー
「ATH−Q64 ベルゼルガWP」
ベルゼルガシリーズと呼ばれるクエント製H級ATの種類で、湿地戦用にスワンピークラッグを装備している。
このタイプに限らずベルゼルガシリーズには、クエント素子を使用した金属センサーが装備されており非常に優秀な索敵能力を持つ。
また、シールド、パイルバンカーなど他のATにはあまり見られない装備を持ち、
それらと頭部の飾りとが相まって中世の鎧を思わせるフォルムをしている。
その姿からか、「装甲騎兵ボトムズ」の中でも特に人気の高いATの一つである。
クメン内戦においてアセンブルEX−10の傭兵、クエント人のル・シャッコが使用していた。

【ベルゼルガDT】べるぜるが・でぃーてぃー
正式には「ATH−Q58 ベルゼルガDT」
クエント製H級AT。ベルゼルガWPと同じくクエント素子を使用した金属センサー、シールド、パイルバンカーを装備している。
もちろん頭部の飾りもしっかりと付いている(笑)
WPよりも旧型であるらしい。
物語終盤、クエント星にてフィアナが騎乗する。
殆どが砂漠と堅い岩場に覆われているクエントでの戦闘のために、サンドトリッパーを装備。
GAT−40−Cアサルトライフルで武装し最終的にはキリコのラピドリードッグと対峙することとなる。

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〜ま行〜

【マーシィドッグ】まーしぃどっぐ
正式には「ATM−09−WR マーシィドッグ」
亜熱帯などでの湿地戦の為に改造されたスコープドッグのバリエーションの一つ。
エアバージとハイドロジェットが装備されており、水上戦闘(水中戦闘ではない)が可能。
すぐに浸水する機密性の低さがとっても素敵。
クメンにおいてのキリコの愛機である。

【マスカレイドコング】ますかれいどこんぐ
「ATM−06−ST マスカレイドコング」
09−ST(スコープドッグ)が開発される以前に作られた初期型ATの一つ。
もともとは山岳戦用に開発された訳ではなかったのだが、
テストやデータ収集を山岳地帯中心で行っていたため物理的仕様まで山岳用になってしまったというAT。
始めてミッションディスクが正式採用された機体で、しかもスコープドッグのそれより使いやすかったらしい。
厳つい面構えがなかなか素敵。

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〜や行〜

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〜ら行〜

【ライト・スコープドッグ】らいと・すこーぷどっぐ
「ATM−09−LC ライト・スコープドッグ」
スコープドッグの装甲を可能な限り取り外し(削ったりもしてるかも知れない)、
限界まで軽量化をはかり機動力を上昇させた機体。
その機動力は目を見張るものがあるが、装甲が無いに等しいため、
よほど腕に覚えが無い限り乗機にするのは無謀を通り越して自殺行為。
んでもって、装甲がない分やせ細ったようなフォルムで、なんか貧相(笑)
ニーヴァの駆るエクルビス(&陸上戦艦)に対抗するためキリコがATM−09−STを改修し騎乗した。
(↑そのため、キリコのオリジナルチューン機体かと思っていたんですが、
ちゃんとしたスコープドッグのカスタムプランの一つらしいです^^;)
その他「機甲猟兵メロウリンク」にてヌメリコフも使用している。

【ラビドリードッグ】らびどりーどっぐ
正式には「X・ATH−02−DT ラビドリードッグ」
秘密結社が開発したストライクドッグの量産型H級AT。
ストライクドッグと同様に優れた機動性を誇り、アイアンクローを標準装備。
バックパックには機雷散布装置が装備されている。
異能者として覚醒したキリコの能力と相まって圧倒的な戦闘力を発揮した。
テレビ版ボトムズでのキリコの最終機体であり、
最終局面においてフィアナのベルゼルガDTに銃口を向ける・・・・・。

【ル・シャッコ】る・しゃっこ
クエント人の傭兵。クエント人は非常に大柄な体躯を持っているのが特徴だが、彼もその例に漏れず非常にデカイ(笑)
クメンにてアセンブルEX−10に所属しキリコと共に肩を並べて戦い、
その後クエントにてキリコと再会、再び行動を共にした。
口数が少ないもの同士、キリコと妙に気があうようだ(^^)

【レッドショルダー】れっどしょるだー
ギルガメス軍第24メルキア方面軍戦略機甲兵団特殊任務班X−1(な、長い)の事。
彼らが機体の右肩を赤色に染ていることがその名の由来だと思われる。
その強力無比な戦闘力と残虐な作戦行動で「吸血部隊」の別名を持ち、敵味方、双方に恐れられた。

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〜わ行〜

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A〜Z

【AT】えーてぃー
全高約4〜5メートル程の人型機動兵器「アーマード・トルーパー」の略称。
この兵器を開発したことでギルガメスはそれまで劣勢だったバララントとの戦局を挽回することに成功した。
あらゆる局面で運用が可能な優れた兵器で、百年戦争末期には両軍の主力兵器とまでなった。
しかし、パイロットの安全性についてはあまり重視されておらず、”消耗品”の感が拭えない。
その為か、”最低の野郎共”の意を込められた「ボトムズ」という俗称を持って呼ばれることもある。

【PS】ぴーえす
パーフェクトソルジャーの略称。
ちなみにプレイステーションの略称がPSだったために当HPの管理人は
プレステを購入したというのは・・・・・・・・事実だったりする(爆)
「お前は、PSだッ」

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お願い:この不勉強な管理人に情報をくださる方、メールまってます〜


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