甲騎兵ボトムズとは!?

まずは、ボトムズの基本的なことを勉強しましょうね。

このコーナーの解説
どうも、みなさんこんにちは〜。
ここは、装甲騎兵ボトムズについての基本的な知識を
解説したり、関連作品の紹介(こちらは工事中)をしている場所です。



装甲騎兵ボトムズってなんじゃらほい?

■最初に■
「装甲騎兵ボトムズ」は1983年に放映開始し、全52話にわたりハードな世界観と奥深いストーリー
を展開させた高橋良輔監督のリアルロボットアニメの傑作であります。


■強烈!世界観!■
 ボトムズの特徴としては他に類を見ない、ハードで殺伐とした世界観が挙げられます。
信じられないほど無口で無愛想な主人公(あのガンダムWのヒイロやトロワ以上です)。
完全なる消耗品、使い捨て当たり前のAT(アーマード・トルーパー)と呼ばれるロボット達。
仲間になるキャラクターでさえ、とても善人とはいえない連中ばかり。

戦いの舞台となる場所もなんだかハードな雰囲気です。
欲望渦巻き酸の雨降る街。未開のジャングルに覆われた内乱の国。すでに見捨てられた惑星。
ボトムズはこういったキャラクターや舞台が重なり合い、
渋いダークな世界を構築しているアニメなのです。


■物語のテーマは?■
 「キリコは神を挑発する」や「キリコは心臓に向かう折れた針」などの(次回予告の)セリフを聞くと
分かるかもしれませんが、ボトムズでは巨大な力を持つモノ(武力・宗教etc・・・)への反抗、支配への
抵抗をテーマとしています。それを踏まえて見ると物語後半の盛り上がりは一段と高まるでしょう。

 その他は戦争でヒネくれまくっている主人公キリコ・キュービーが
愛と友情により(うわ!くさ!)立ち直って行く愛の物語でもあります(ホントか!?)
ただしキリコは最後の方でもスゴク無口で無愛想(^_^;) これで立ち直ってるといえるのだろうか?
と思うこと請け合いです(笑)


■次回予告で酔え!!■
 ボトムズを語る上で欠かせない要素。それが次回予告です!銀河万丈さんの重厚なセリフと
ストーリーに深みを持たせる予告コメント。そして痺れるような渋い決めゼリフ。
物語を見続けているうちに「もっと〜!もっと言ってぇ〜!!」と段々次回予告中毒になって来ます。

 そんなわけなので、この装甲騎兵ボトムズの章では「炎の次回予告集」なんてコーナーもあります。
この章のメインコンテンツ、「ストーリー・ダイジェスト」と一緒に是非お楽しみ下さ〜い。



ボトムズのメカはカッコ悪い?

■人型決戦兵器じゃないよ■
 ボトムズのロボット、「AT」は使い捨ての消耗品。一番生産量の多いスコープドックなんて
スクラップ置き場に行けばそれなりに動くのが落ちてるんだからビックリします。
この世界でATは装甲をまとった強い歩兵。まさに《装甲騎兵》の名がピッタリなのです。

 ATの大きさも人間の身長の2倍ぐらい、
「おお!?」と驚愕するような最新のハイテクも使われてるようには(表面上は)見えません。
だかこそ思わず「AT一台ぐらいどっかで開発してねぇかな〜。」と期待してしまうのです。
”ガンダム”や”エヴァンゲリオン”ではこうは行きません。「こんなのがあったらなぁ〜」とは思っても
「もしかして、どっかで作られてるんじゃないか?」なんて思えないでしょう。
この「もしかしたら・・・」と思わせる身近さがATの魅力と言えるでしょう。


■ザクに乗る主人公■
 恐ろしいです。
なにが恐ろしいかというと、主人公の乗るメカがです。
主人公キリコの愛用するロボットはドッグ系という機種で、特にその中の「スコープ・ドッグ」というATを愛用していますが、
実はこのAT、ガンダムで言う所の「ザク」的なメカなのです!
信じられますか?主人公がザクに乗ってるんですよ?とうぜんザクですから性能は低いです。
しょっちゅう破壊されます。で、壊されたらどうするかというと・・・サッサと捨てます
マジかよ、と思われるかもしれませんが、全然大丈夫です。ザクですから。

 また前述の通り、このATはそこらへんに落ちているので乗り捨ててもさほど痛くありません。
そしてこれはキリコという主人公の”身軽さ”を生み出しました。
ボトムズを見たことがあれば、お気づきの方も多いでしょうが、
この作品ではロボット物には付き物でありお約束とも言える、役立たずの母艦に乗って、
追いかけたり追いかけられたりするという場面が格段に少ないのです。
おかげで主人公キリコはあっちふらふら、こっちウロウロと、
好き勝手絶頂に動き回り視聴者を楽しませてくれるのでした。めでたし×2。

 しかし「ロボット物は戦艦(母艦)に乗らなきゃイヤだ!」という方もいらっしゃるでしょう。
ご安心を。親切にも、そんな人たちのために黒塗りのカッチョイイ「戦艦X」に乗って
逃避行というシュチュエーションもボトムズにはちゃんと用意されています。
う〜ん、いたせりつくせりなアニメです。
・・・主人公が色々動く分、創り手さんは大変そうですけど・・(^^;)


■カッコ悪いけどカッコイイ■
 ATのデザインは一部で「タコ」と称されるように、一見カッコ良くは見えません。
寸胴で短足だし、顔はドーム状でとても人間の顔とは似ても似つかないし・・・。
他のアニメのロボットのスマートさに比べるとなんて田舎臭いロボットなんだろうと思ってしまいます。

でも、1話、2話・・・3、4、5、6話と見て行くうちにだんだんカッコ良く見えてきませんか?
見えない人はさらに見続けましょう(笑)。

 さて、こんな一見カッコ悪いロボットがカッコ良く見えてくるのは何故でしょうか?
それはおそらくATには兵器(又は武器)のカッコ良さがあるからではないでしょうか。
消耗品、機能重視のデザイン、各種の特殊な内蔵兵器などがATを純粋な兵器として見せてるのでしょう。
また、その古臭さもカッコ良く見せる一員となってる面があります。例えるならゼロ戦や
メッサーシュミットなどの旧式のレプシロ戦闘機のカッコ良さといった所でしょうか。

このようにATはカッコ悪いのにカッコイイという何とも不思議なロボットなのです。
また、ATに内蔵されたギミックの数々を使った動きもカッコ良さ(と、それを使い倒す演出のうまさ)の一因でしょう。
特にローラーダッシュは絶品。ボトムズファンなら一度はローラーダッシュごっこをしたおぼえがありませんか?
え?ない?うそぉ〜!?もしかして私だけなのかっ!?



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